ビョークの新作ヴィデオクリップ『アース・イントルーダーズ』
http://www.youtube.com/watch?v=wioa74MsBYA
でも素晴らしい映像を見せてくれたミシェル・オスロ。
また『キルクと魔女』や『プリンス&プリンセス』でも独自の美意識を
見せつけてくれたフランスのアニメーション作家の新作が公開されているわ。
『アズールとアスマール』
http://www.ghibli-museum.jp/azur/
乳母に育てられたアズールとアスマールはまるで本物の兄弟みたい。
フランス(ヨーロッパ)とマグレブ(イスラム)の文化・習慣の対立と和解。
古い考えと新しい考えの衝突。
そしてそれらを二人の若者の冒険譚をもって、
現在も地続きな世界の政治的・民族的問題、テロ問題、
また誰にでも身の覚えのある極身近な問題を明確に浮き彫りにするわ。
でも何よりも一番目を引くのがその映像美と音楽。
今までの監督自身の作品とも全く異なるし、
もちろん今まで映像史上見た事のない作風。
登場人物の顔のみ3DCGアニメーションを使用しリアル感を出し、
洋服や背景など総てほとんど平面的グラフィック。
まるでイスラムの細かいモザイクタイルの様。
それが時には画面いっぱいに広がり、目が眩むほどの美しさを放ち続ける。。。
その世界観、美意識の洪水。
監督曰く、「アニメーションというものは必要なところ意外は決して動かさない」。
「動きというものは総て意味をもつ、、、」というのが監督のアニメ論。
アニメーションとはアニミズムと語源が一緒。
万物、自然、自然現象にも総て霊魂が宿るという考え。
アニメーションというのは霊魂を吹き込む、まるで現代の錬金術みたいなものよね。。。
ファンタジーな映像で幻想的・耽美的すぎるかも知れない画面。
でも何よりも一番神秘的で、時代も国も人種も超越していて、
誰にでもどんな年齢でも思い当たり共感するところは、
劇中の登場人物の「心理の変化」そのものよね。
お互いを不理解から理解するための感情の波長、歩み寄りが、
この3DCGアニメーションによって見事にスクリーンに炙り出されているの!
人間の「感情の変化」こそが最初で最後の唯一の神秘的でファンタジーなのね!!
見たら絶対に後悔しないわよ!
もうすぐ終わるわ。急げ!!!!!


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