☆9/8(sat)
今、渋谷シネマライズで不朽の名作『ヘドウィッグ&アングリーインチ』の
原作・監督・主演のジョン・キャメロン・ミッチェルの新作が公開されているわ。
『ショートバス』
http://shortbus.jp/
ショートバスっていうのは本来、アメリカのスクールバスの短い版。
肢体不自由児や天才児など特別な児童が乗るためのバスでもあるらしいわ。
この映画ではNYブリックリンに実在するクラブのようなサロン。
フリーセックスに溺れる人も居れば、オーガズムに付いて話し合うだけのグルームも居たり、
はたまた、ブランコやSMプレイをしている人、ライブしている人、ただ飲み食いしている人、
人のプレイを絵に描いている人、、、などホントに千差万別。
『ヘドウィッグ〜』では片割れの自分を捜す旅がテーマだったけれど、
今回は「愛」を探す男女7人の物語。
と言ってもどこかの国のトレンディードラマとは全く違って、ありとあらゆる人々が出てくるの。
ゲイ、レズビアン、SM、そして何にでも当てはまらないけれど
(性的にマイノリティーであったり特殊ではない!)悩んでいる人々、、、。
「誰かと繋がっていたい」と願い、みんなサロン・ショートバスに集まってくる。
でもその根源的なところには「愛」を探していると同時に「自分」を探している事に気づかされる。
前出のどこかの国のトレンディードラマは視聴者憧れ型(今もそうだけれども!)の
一つの価値観が覆う内容だけれども、
『ショートバス』は総ての人間(マイノリティーだと思っている人も、自分は普通だと思っている人も、、、)に
当てはなる多種な価値観が混じり合う、自己探求の映画ね。。。
「NYは人が自分の犯した罪を赦しにやってくる街」
「寛容的。だからテロで狙われた」
自分を知る事、赦す事、その先に初めて他人をも受け入れる事が出来る、、、。
ショートバスは現代のノアの方舟。優れた種を残すための一つの価値観
からなる選別とは真っ向から対立する、多種な価値観を容認し、「自身
悩むことを認める」ことがこのノアの方舟に乗る条件なのよね。

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