http://www.minipara.com/movies2007-4th/inochi/index.shtml
最近だったらミートローフ虚偽牛肉問題から鳥ウイルス、虚偽養殖うなぎ、
白★恋人、★福、秋田比内鶏、、、と食品に関する事件の報道がされない時が
ないほど連日紙面を賑わせているわ。
また、ここに来てマスコミ的LOHASへの関心や食育問題など、
「食」への関心はいまや絶大。
WFP(世界食料計画)の発表によれば5秒に1人の割合で幼い子供が
アフリカ・アジアで飢餓により亡くなっている。
(給食を残した子供はアフリカの難民のことを例にだされ食べさせられなかった?
いまもそうかしら?笑)
日本での菓子類賞味期限の問題も飽食の国ならではのお悩み。まだ食べ
ることの出来る食品を予算を投じて廃棄すべきなのか?スーパーやコン
ビニでは廃棄処分することを見越して、商品の価格設定をしているとも
言われるわ。
さて、渋谷イメージフォーラムで『いのちの食べかた』というオースト
リア人ニコラウス・ゲイハルター監督のドキュメンタリーが11/10
より上映されるわ。
とにかく異色の映画よ。
鳥や豚や牛が次々とベルトコンベヤーで廻されながら、羽をむしられ、
首を切られ、内蔵を滝の様に流していく。。。そういった光景を何の解
説もナレーションもなく固定カメラで淡々と撮影されていく。そしてそ
こで働いている従業員たちは何のためらいも臆するところもなく淡々と
ルーティーンをこなしていく。
同様に畑で採れた穀物や野菜、果物も同じ。大量の農薬がセスナで散布
されていくわ、、、。
毎日私達が食べている食材は一体どのように生まれ、育てられスーパー
や食卓に並べられるのか。それを知らなくてはいけないわね。
これを見て、そこで働いている人々の感情のなさに寒気を覚えたり非難
したり、次々と殺されていく動物たちに感情移入している場合ではない
わ。単純に動物が可哀想、だとか短絡的なLOHAS思考により脱サ
ラして田舎での自給自足を唱えるべきでもない。
また原始や未開(未開ってどういう意味?)の人々なら動物を必要なだ
け殺めて食べても良い、毛皮を剥いで着ても良い、、、それは彼らが日
常的に必要だから?でもそれは別の次元からアタシたちが高みから見下
ろして言っているに過ぎないのではないかしら。 アタシたち都会人は
ベジタリアンになってフリースを着れば良い?アタシたちは指針を失っ
た、コンパスを無くした登山家なのかしら?本能を無くし去勢された動
物なの?生きることは不条理に満ち、切ないことなのよね。
渋谷のマ★ドナルドのギュウギュウに混雑したカウンター席にて、挟ま
れた薄い二枚のパンより薄いミートパーティのホルスタイン、どこの部
分か分からないチキンナゲットのブロイラーを食べながら想いを馳せ
る。一体食材かアタシ達か、どちらが養殖のブロイラーかホルスタイン
か?分からなくなっちゃうわね。。。
よく映画のエンドクレジットに「この映画の中で動物は一切、危害を加
えられておりません」と注意書きがあるけれど、現実は全くの逆で、ほ
かの生き物に危害を加えなくては人間は生きていけないのよね。
これは見る人によって意見が大きく分かれる映画ね。食欲の秋にカップ
ルで行くことをお進めするわ。盛り下がること間違いなしよ(笑)!!!

