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      <title>VIVIENNE SATO</title>
      <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/</link>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Sun, 04 Nov 2007 02:49:58 +0900</lastBuildDate>
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            <item>
         <title>☆オゾン監督新作『エンジェル』『８人の女たち』のイギリス版変奏曲！？</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://angel-movie.jp/">http://angel-movie.jp/</a>

『８人の女たち』『スイミング・プール』『まぼろし』といった女性の微妙な心理・生き様を
描かせたら右に出るものはいない天才フランスワ・オゾン監督の新作が
いよいよ１２月公開されるわ！
今回はなんとイギリスを舞台に２０世紀初頭の女流作家の人生を描いているわ。
夢想癖のあるエンジェルは幼いころから小説家に憧れ、「パラダイス」 
という近くにある屋敷に住むこと＝上流社会の仲間入りすることを夢見る女の子。
高校もすぐに行かなくなり、自ら出版社に原稿を送りつけ１６歳で作家デビューを果たす。
そしてトントン拍子に地位と名声を自らの力で手に入れ、
その屋敷（パラダイス）を自分の城として構えるに至るの。
そして上流階級の売れない画家と結婚。
夢を全て実現したかの様に思われたエンジェルだけれども、
後半次々と重いもよらぬ出来事が起こってくる。
前半と後半は全く違う映画といえそうなくらい。
成功の前半場面はコミカルに、また暗雲立ちこめる後半部分はシリアスに、、、
例えば前半の夢見がちのときはテクニカラー調と言って乗り物に乗ったときの 
背景を昔のハリウッドの映画の様に「わざとらしい」流れる風景として描いてみせ、
後半のシリアス現実的な場面では思いっきり現実の街角が写されるわ。
オゾン監督のハリウッド映画史に敬意を持ち、オマージュを捧げつつ、
「現代性」を軸に撮っている姿勢もよく分かるわ。

映画『エンジェル』は当然ながら主人公のエンジェルの生涯を扱っているわ。
だけれどもじつは豪邸「パラダイス」を中心に、当時の「歴史」と
エンジェルの書いた「小説」という照明によって翻弄される８人の
女性たちの物語（人生／生き様）を映し出した映画（影）でもあるの！　 
この構造はどこかで見たことが無いかしら？そう！ミュージカル映画 
『８人の女たち』もまた豪邸を舞台にそこの主人であるパパの殺人事件という照明によって、
そのときの各々の女性のアリバイを辿りながら実はそれぞれの女性たちの人生を
描いて（影を映し出して）みせた、、、 
という全く同じ構造なのよ！
今回はお屋敷に関わる女性は７人（エンジェル含め）で、
８人目の女性はなんと旦那が描いたエンジェルのひときわ変わった肖像なの！
それは当時は前衛として全く受け入れられなかった。
だけれども後にエンジェルの死後ほとんどの人からエンジェル自身と
彼女の作品も何もかも忘れられる存在になった時、皮肉にも旦那の作品が残された
「パラダイス」は、彼の早すぎた芸術の美術館に変身するの。
そのとき、エンジェルは「小説家」としてではなく、彼の「パトロン」として、
また肖像画の「モデル」として永遠に生きながらえることになるの。。。

この映画の素晴らしいところは、様々な人が見て楽しめる映画でもあるということ。
オゾンならではの随所に散りばめられた衣装や髪型は目の保養よ！
シルク、ベルベット、レース、サテンなど贅沢に使われたエンジェルの衣装は
ほんとうに素晴らしい。。。
だからこそこの映画は女性誌にも男性誌にも取り上げられ、老若男女に見られるのよね。　
この映画の中で対比される前衛芸術としての旦那の作品と大衆芸術としての
エンジェルの作品。
オゾンの『エンジェル』はその両方の照明を持っている憎たらしい作品なのよ！

<img alt="f03.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/f03.jpg" width="240" height="150" />]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/11/post_17.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Sun, 04 Nov 2007 02:49:58 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆オゾン監督新作『エンジェル』『８人の女たち』のイギリス版変奏曲！？</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://angel-movie.jp/">http://angel-movie.jp/</a>

『８人の女たち』『スイミング・プール』『まぼろし』といった女性の微妙な心理・生き様を
描かせたら右に出るものはいない天才フランスワ・オゾン監督の新作が
いよいよ１２月公開されるわ！
今回はなんとイギリスを舞台に２０世紀初頭の女流作家の人生を描いているわ。
夢想癖のあるエンジェルは幼いころから小説家に憧れ、「パラダイス」 
という近くにある屋敷に住むこと＝上流社会の仲間入りすることを夢見る女の子。
高校もすぐに行かなくなり、自ら出版社に原稿を送りつけ１６歳で作家デビューを果たす。
そしてトントン拍子に地位と名声を自らの力で手に入れ、
その屋敷（パラダイス）を自分の城として構えるに至るの。
そして上流階級の売れない画家と結婚。
夢を全て実現したかの様に思われたエンジェルだけれども、
後半次々と重いもよらぬ出来事が起こってくる。
前半と後半は全く違う映画といえそうなくらい。
成功の前半場面はコミカルに、また暗雲立ちこめる後半部分はシリアスに、、、
例えば前半の夢見がちのときはテクニカラー調と言って乗り物に乗ったときの 
背景を昔のハリウッドの映画の様に「わざとらしい」流れる風景として描いてみせ、
後半のシリアス現実的な場面では思いっきり現実の街角が写されるわ。
オゾン監督のハリウッド映画史に敬意を持ち、オマージュを捧げつつ、
「現代性」を軸に撮っている姿勢もよく分かるわ。

映画『エンジェル』は当然ながら主人公のエンジェルの生涯を扱っているわ。
だけれどもじつは豪邸「パラダイス」を中心に、当時の「歴史」と
エンジェルの書いた「小説」という照明によって翻弄される８人の
女性たちの物語（人生／生き様）を映し出した映画（影）でもあるの！　 
この構造はどこかで見たことが無いかしら？そう！ミュージカル映画 
『８人の女たち』もまた豪邸を舞台にそこの主人であるパパの殺人事件という照明によって、
そのときの各々の女性のアリバイを辿りながら実はそれぞれの女性たちの人生を
描いて（影を映し出して）みせた、、、 
という全く同じ構造なのよ！
今回はお屋敷に関わる女性は７人（エンジェル含め）で、
８人目の女性はなんと旦那が描いたエンジェルのひときわ変わった肖像なの！
それは当時は前衛として全く受け入れられなかった。
だけれども後にエンジェルの死後ほとんどの人からエンジェル自身と
彼女の作品も何もかも忘れられる存在になった時、皮肉にも旦那の作品が残された
「パラダイス」は、彼の早すぎた芸術の美術館に変身するの。
そのとき、エンジェルは「小説家」としてではなく、彼の「パトロン」として、
また肖像画の「モデル」として永遠に生きながらえることになるの。。。

この映画の素晴らしいところは、様々な人が見て楽しめる映画でもあるということ。
オゾンならではの随所に散りばめられた衣装や髪型は目の保養よ！
シルク、ベルベット、レース、サテンなど贅沢に使われたエンジェルの衣装は
ほんとうに素晴らしい。。。
だからこそこの映画は女性誌にも男性誌にも取り上げられ、老若男女に見られるのよね。　
この映画の中で対比される前衛芸術としての旦那の作品と大衆芸術としての
エンジェルの作品。
オゾンの『エンジェル』はその両方の照明を持っている憎たらしい作品なのよ！

<img alt="f03.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/f03.jpg" width="240" height="150" />]]></description>
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         <pubDate>Sun, 04 Nov 2007 02:49:58 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆石井隆『人が人を愛することのどうしようもなさ』名美復活！！！</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://hito-hito.jp/top.html">http://hito-hito.jp/top.html</a>

石井隆の新作『人が人を愛することのどうしようもなさ』を見たわ。
石井隆と言えば最近では杉本彩さん主演の『花と蛇１・２』が有名 
（『花と蛇１』公開イヴェントで団鬼六さんや杉本彩さんにトークショ 
ウでアタシが司会を務めさせて頂いた。
<a href="http://www.h6.dion.ne.jp/~kin.net/bijyo4.html">http://www.h6.dion.ne.jp/~kin.net/bijyo4.html</a>）。
また殺し屋ハードボイルド『GONINシリーズ』も人気があるわよね。
でもなんと言っても彼の「名美」三部作（もっとあるけれど代表的なもの）は
石井ワールドを語る上では絶対に外せない、、、とアタシは思うわ。
その「名美」三部作の最新作。
三部でもう終わりかと思いきや、その主題は今回もハッキリとした形で変奏されていた。
劇場で新しい新作を見ることが出来てほんとうに嬉しかったわ。。。（笑）
名美という「家庭」や「安定」というものから最も遠い位置にある運命を
背負って生きている女性と、その決して幸福とは映らない女性に全人生が
巻き込まれていく村木という男性、の物語。
三部作は『死んでもいい』『ヌードの夜』『夜がまた来る』１９９２から１９９４までの作品。
名美役は大竹しのぶ、余貴美子、夏川結衣。どれもほんとうにウェットで失速が
思いっきり加速していくような展開。 
どうにもならない男女の運命とその関係は物語が進むにつれて身動きが
できなくなるような美学。（アタシ個人は『ヌードの夜』が最高傑作だと思う。）
今回の名美役は喜多嶋舞。
ヘヤヌードとかそういった次元を遥かに超越していて、喜多嶋舞が女優として
かなりのステップアップした名演は筆舌に尽くしがたい
（あれだけの役をこなせば彼女自身別の段階に行くことは必至。）。
主人公の名美は「女優」でもあり、「妻」「名美」「女」と様々な側面が交錯し、
その境界は崩壊（解放）していくわ。
どんな人間でも様々な側面を持って生きている。
その側面がそれぞれを侵犯することは、誰にあっても可能性があること。。。
「演じること」＝「生きること」を描くことで、石井隆の「映画論」「恋愛論」を
見ているようでもあるわね。
たしかに今回も「愛」は描かれてはいるが、登場人物の交錯する「愛」は
自己の枠の中で孵化すが、決して羽ばたきはしない。
元アイドルの女優も過去の大衆（不特定多数が視聴していると思われている
テレビという仕組み）という極めて抽象的なものによって支えられていて、
津田寛治演じる岡野（今回の村木役）もまた現在は個人マネージャーでもあり
元はアイドル時代の名美の無名のファンでもあったのだ。
結局、誰の「愛」も全て次元の異なるねじれた愛情であり、成就することも届くこともない。
相手を「思う」ことは全て「自己完結」の内の問題であり、
「人を思うこと」とはどういう意味なのか？ということが宙づりにされ突きつけられてくるわ。
『花と蛇』では杉本彩さんばかり話題になりがちだったけれど、
今回は石井ワールドが想いっきり炸裂。
「雨」、「ネオン管」、そして「超長廻し」は顕在で、石井美学が貫かれているわ。
カメラワークは名美代表作三本を撮った佐々木原保志。見事。

<img alt="tvmv07-91789_pho01.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/tvmv07-91789_pho01.jpg" width="280" height="203" />

(C)2007東映ビデオ・オービー企画]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/11/post_16.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/11/post_16.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 03 Nov 2007 22:42:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆石井隆『人が人を愛することのどうしようもなさ』名美復活！！！</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://hito-hito.jp/top.html">http://hito-hito.jp/top.html</a>

石井隆の新作『人が人を愛することのどうしようもなさ』を見たわ。
石井隆と言えば最近では杉本彩さん主演の『花と蛇１・２』が有名 
（『花と蛇１』公開イヴェントで団鬼六さんや杉本彩さんにトークショ 
ウでアタシが司会を務めさせて頂いた。
<a href="http://www.h6.dion.ne.jp/~kin.net/bijyo4.html">http://www.h6.dion.ne.jp/~kin.net/bijyo4.html</a>）。
また殺し屋ハードボイルド『GONINシリーズ』も人気があるわよね。
でもなんと言っても彼の「名美」三部作（もっとあるけれど代表的なもの）は
石井ワールドを語る上では絶対に外せない、、、とアタシは思うわ。
その「名美」三部作の最新作。
三部でもう終わりかと思いきや、その主題は今回もハッキリとした形で変奏されていた。
劇場で新しい新作を見ることが出来てほんとうに嬉しかったわ。。。（笑）
名美という「家庭」や「安定」というものから最も遠い位置にある運命を
背負って生きている女性と、その決して幸福とは映らない女性に全人生が
巻き込まれていく村木という男性、の物語。
三部作は『死んでもいい』『ヌードの夜』『夜がまた来る』１９９２から１９９４までの作品。
名美役は大竹しのぶ、余貴美子、夏川結衣。どれもほんとうにウェットで失速が
思いっきり加速していくような展開。 
どうにもならない男女の運命とその関係は物語が進むにつれて身動きが
できなくなるような美学。（アタシ個人は『ヌードの夜』が最高傑作だと思う。）
今回の名美役は喜多嶋舞。
ヘヤヌードとかそういった次元を遥かに超越していて、喜多嶋舞が女優として
かなりのステップアップした名演は筆舌に尽くしがたい
（あれだけの役をこなせば彼女自身別の段階に行くことは必至。）。
主人公の名美は「女優」でもあり、「妻」「名美」「女」と様々な側面が交錯し、
その境界は崩壊（解放）していくわ。
どんな人間でも様々な側面を持って生きている。
その側面がそれぞれを侵犯することは、誰にあっても可能性があること。。。
「演じること」＝「生きること」を描くことで、石井隆の「映画論」「恋愛論」を
見ているようでもあるわね。
たしかに今回も「愛」は描かれてはいるが、登場人物の交錯する「愛」は
自己の枠の中で孵化すが、決して羽ばたきはしない。
元アイドルの女優も過去の大衆（不特定多数が視聴していると思われている
テレビという仕組み）という極めて抽象的なものによって支えられていて、
津田寛治演じる岡野（今回の村木役）もまた現在は個人マネージャーでもあり
元はアイドル時代の名美の無名のファンでもあったのだ。
結局、誰の「愛」も全て次元の異なるねじれた愛情であり、成就することも届くこともない。
相手を「思う」ことは全て「自己完結」の内の問題であり、
「人を思うこと」とはどういう意味なのか？ということが宙づりにされ突きつけられてくるわ。
『花と蛇』では杉本彩さんばかり話題になりがちだったけれど、
今回は石井ワールドが想いっきり炸裂。
「雨」、「ネオン管」、そして「超長廻し」は顕在で、石井美学が貫かれているわ。
カメラワークは名美代表作三本を撮った佐々木原保志。見事。

<img alt="tvmv07-91789_pho01.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/tvmv07-91789_pho01.jpg" width="280" height="203" />

(C)2007東映ビデオ・オービー企画]]></description>
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         <pubDate>Sat, 03 Nov 2007 22:42:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆映画『パンズラビリンス』</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.panslabyrinth.jp/">http://www.panslabyrinth.jp/</a>

『ヘルボーイ』や『デビルズバックボーン』のメキシコの星ギレルモ・デル・トロの新作が
恵比寿で公開されているわ。デル・トロと言えば、 
『バベル』のイニャリトゥ監督、『ハリー・ポッター２』のキュアロン監督と
メキシコスリーアミーゴスと言われていて、今のメキシコを代表する
メキシコ映画三羽カラスの１人。
『ブレイド２』や『ミミック』などのハリウッド系娯楽モノから、
メキシコ・スペイン撮影の社会派＆ちょっとアートモノを手際良く使い分ける
俊才とも言えるわね。

今回の『パンズラビリンス』ではアカデミー賞のメイクアップ賞、撮影賞、美術賞を獲得。
まさに快挙！
いま恵比寿ガーデンで大ヒット上映中。

いわゆるハリウッドのファンタジーものとは違い、当時のスペイン内戦、
フランコ政権の弾圧風潮が色濃く背景を固め、特殊メイクの登場人物が
数多く出てくるけれど、どれも中に入った役者の人間味を感じられ（笑）、
一生懸命演技していることが分かるわ。
また、春頃に機内の小さな画面でこの映画を見たけれど、場面場面に 
よって余りにも色調や登場人物が異なって同じ作品とは思えない所も
独特ね。

1944年スペイン。
仕立て屋の大好きな父を亡くし、お母さんと独裁者フランコ政権のビダル大尉と
再婚するために一緒に移動中、不思議な石塚と昆虫を見つける少女オフェリア。
読書好きで幻想を見がちなオフェリアにとっては昆虫は夢の世界へ誘ってくれる
妖精としか映らなかった。
ある夜、オフェリアは妖精（虫）に誘われ、屋敷内にある遺跡である迷路に踏み入れ、
牧神であるパンに出会う。彼によれば、オフェリアは魔法の王国の王女であり、
現在その記憶が消されているという。。。
その記憶を取り戻すために三つの試練を受けなくてはならない。　
二つ目の試練で彼女は約束を破ってしまいパンを起こらせ、
また弟を出産すると同時にお母さんは亡くなってしまい完全に独ぼっちになってしまう。
牧神パンからの最後のチャンスを与えられる。
生まれたばかりの弟をこの迷宮へ連れてくること。
そのときフランコ政権に弾圧されていた反乱軍は転覆を狙い、
屋敷に火を放ち、次第にビダル大尉を追いつめていく。優性逆転。
しかし自分の子供を異常に可愛がるビダル大尉は破れかぶれでオフェリアの後を
追いかけてくるのだった。。。

これは子供の視点から幻想世界とフランコ政権、反乱軍を描いている。 
だから歴史的に見れば敗北したフランコ政権は邪悪なものとして描かれているわ。
でも実際この三者が共通して目指していることは、
各々の「未来への和平／安泰」。
ただやり方が全く違うだけ。
ほかの共存や共生は三者とも理想には全く入っていないの。。。　
オフェリアにとっては読書の幻想世界のみしか信じられず、
ビダル・フランコ政権は独裁的な和平を持続しようとし、
また反乱軍は「いまではない」革新的な世界を夢見ている。。。
「政治」や「社会」は言ってみれば大人のための共同幻想。
この映画はビジュアル上、オフェリアの迷宮世界のみがファンタジーと 
描かれている様に思われるけれど、実はファシストやそれに抗する反乱軍も
立派な夢見るユメオのファンタジーであることが分かるわね。

タイトル：　映画　『パンズ・ラビリンス』　　配給：ＣＫエンタテイメント
公開表記：恵比寿ガーデンシネマほかにて大ヒット上映中！
?2006　ESTUDIOS　PICASSO, TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

<img alt="subC.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/subC.jpg" width="400" height="269" />]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/11/post_15.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Thu, 01 Nov 2007 02:51:24 +0900</pubDate>
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         <title>☆映画『パンズラビリンス』</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.panslabyrinth.jp/">http://www.panslabyrinth.jp/</a>

『ヘルボーイ』や『デビルズバックボーン』のメキシコの星ギレルモ・デル・トロの新作が
恵比寿で公開されているわ。デル・トロと言えば、 
『バベル』のイニャリトゥ監督、『ハリー・ポッター２』のキュアロン監督と
メキシコスリーアミーゴスと言われていて、今のメキシコを代表する
メキシコ映画三羽カラスの１人。
『ブレイド２』や『ミミック』などのハリウッド系娯楽モノから、
メキシコ・スペイン撮影の社会派＆ちょっとアートモノを手際良く使い分ける
俊才とも言えるわね。

今回の『パンズラビリンス』ではアカデミー賞のメイクアップ賞、撮影賞、美術賞を獲得。
まさに快挙！
いま恵比寿ガーデンで大ヒット上映中。

いわゆるハリウッドのファンタジーものとは違い、当時のスペイン内戦、
フランコ政権の弾圧風潮が色濃く背景を固め、特殊メイクの登場人物が
数多く出てくるけれど、どれも中に入った役者の人間味を感じられ（笑）、
一生懸命演技していることが分かるわ。
また、春頃に機内の小さな画面でこの映画を見たけれど、場面場面に 
よって余りにも色調や登場人物が異なって同じ作品とは思えない所も
独特ね。

1944年スペイン。
仕立て屋の大好きな父を亡くし、お母さんと独裁者フランコ政権のビダル大尉と
再婚するために一緒に移動中、不思議な石塚と昆虫を見つける少女オフェリア。
読書好きで幻想を見がちなオフェリアにとっては昆虫は夢の世界へ誘ってくれる
妖精としか映らなかった。
ある夜、オフェリアは妖精（虫）に誘われ、屋敷内にある遺跡である迷路に踏み入れ、
牧神であるパンに出会う。彼によれば、オフェリアは魔法の王国の王女であり、
現在その記憶が消されているという。。。
その記憶を取り戻すために三つの試練を受けなくてはならない。　
二つ目の試練で彼女は約束を破ってしまいパンを起こらせ、
また弟を出産すると同時にお母さんは亡くなってしまい完全に独ぼっちになってしまう。
牧神パンからの最後のチャンスを与えられる。
生まれたばかりの弟をこの迷宮へ連れてくること。
そのときフランコ政権に弾圧されていた反乱軍は転覆を狙い、
屋敷に火を放ち、次第にビダル大尉を追いつめていく。優性逆転。
しかし自分の子供を異常に可愛がるビダル大尉は破れかぶれでオフェリアの後を
追いかけてくるのだった。。。

これは子供の視点から幻想世界とフランコ政権、反乱軍を描いている。 
だから歴史的に見れば敗北したフランコ政権は邪悪なものとして描かれているわ。
でも実際この三者が共通して目指していることは、
各々の「未来への和平／安泰」。
ただやり方が全く違うだけ。
ほかの共存や共生は三者とも理想には全く入っていないの。。。　
オフェリアにとっては読書の幻想世界のみしか信じられず、
ビダル・フランコ政権は独裁的な和平を持続しようとし、
また反乱軍は「いまではない」革新的な世界を夢見ている。。。
「政治」や「社会」は言ってみれば大人のための共同幻想。
この映画はビジュアル上、オフェリアの迷宮世界のみがファンタジーと 
描かれている様に思われるけれど、実はファシストやそれに抗する反乱軍も
立派な夢見るユメオのファンタジーであることが分かるわね。

タイトル：　映画　『パンズ・ラビリンス』　　配給：ＣＫエンタテイメント
公開表記：恵比寿ガーデンシネマほかにて大ヒット上映中！
?2006　ESTUDIOS　PICASSO, TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

<img alt="subC.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/subC.jpg" width="400" height="269" />]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/11/post_6.html</link>
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         <pubDate>Thu, 01 Nov 2007 02:51:24 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>☆ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.minipara.com/movies2007-4th/inochi/index.shtml">http://www.minipara.com/movies2007-4th/inochi/index.shtml</a>

最近だったらミートローフ虚偽牛肉問題から鳥ウイルス、虚偽養殖うなぎ、
白★恋人、★福、秋田比内鶏、、、と食品に関する事件の報道がされない時が
ないほど連日紙面を賑わせているわ。
また、ここに来てマスコミ的LOHASへの関心や食育問題など、
「食」への関心はいまや絶大。
WFP（世界食料計画）の発表によれば５秒に１人の割合で幼い子供が
アフリカ・アジアで飢餓により亡くなっている。
（給食を残した子供はアフリカの難民のことを例にだされ食べさせられなかった？ 
いまもそうかしら？笑）
日本での菓子類賞味期限の問題も飽食の国ならではのお悩み。まだ食べ 
ることの出来る食品を予算を投じて廃棄すべきなのか？スーパーやコン 
ビニでは廃棄処分することを見越して、商品の価格設定をしているとも 
言われるわ。

さて、渋谷イメージフォーラムで『いのちの食べかた』というオースト 
リア人ニコラウス・ゲイハルター監督のドキュメンタリーが１１／１０ 
より上映されるわ。
とにかく異色の映画よ。

鳥や豚や牛が次々とベルトコンベヤーで廻されながら、羽をむしられ、 
首を切られ、内蔵を滝の様に流していく。。。そういった光景を何の解 
説もナレーションもなく固定カメラで淡々と撮影されていく。そしてそ 
こで働いている従業員たちは何のためらいも臆するところもなく淡々と 
ルーティーンをこなしていく。
同様に畑で採れた穀物や野菜、果物も同じ。大量の農薬がセスナで散布 
されていくわ、、、。
毎日私達が食べている食材は一体どのように生まれ、育てられスーパー 
や食卓に並べられるのか。それを知らなくてはいけないわね。
これを見て、そこで働いている人々の感情のなさに寒気を覚えたり非難 
したり、次々と殺されていく動物たちに感情移入している場合ではない 
わ。単純に動物が可哀想、だとか短絡的なLOHAS思考により脱サ 
ラして田舎での自給自足を唱えるべきでもない。
また原始や未開（未開ってどういう意味？）の人々なら動物を必要なだ 
け殺めて食べても良い、毛皮を剥いで着ても良い、、、それは彼らが日 
常的に必要だから？でもそれは別の次元からアタシたちが高みから見下 
ろして言っているに過ぎないのではないかしら。　アタシたち都会人は 
ベジタリアンになってフリースを着れば良い？アタシたちは指針を失っ 
た、コンパスを無くした登山家なのかしら？本能を無くし去勢された動 
物なの？生きることは不条理に満ち、切ないことなのよね。

渋谷のマ★ドナルドのギュウギュウに混雑したカウンター席にて、挟ま 
れた薄い二枚のパンより薄いミートパーティのホルスタイン、どこの部 
分か分からないチキンナゲットのブロイラーを食べながら想いを馳せ 
る。一体食材かアタシ達か、どちらが養殖のブロイラーかホルスタイン 
か？分からなくなっちゃうわね。。。

よく映画のエンドクレジットに「この映画の中で動物は一切、危害を加 
えられておりません」と注意書きがあるけれど、現実は全くの逆で、ほ 
かの生き物に危害を加えなくては人間は生きていけないのよね。

これは見る人によって意見が大きく分かれる映画ね。食欲の秋にカップ 
ルで行くことをお進めするわ。盛り下がること間違いなしよ（笑）！！！

<img alt="サブ２.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/%A5%B5%A5%D6%A3%B2.jpg" width="400" height="225" />

<img alt="サブ１.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/%A5%B5%A5%D6%A3%B1.jpg" width="400" height="225" />]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_14.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_14.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 30 Oct 2007 03:47:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.minipara.com/movies2007-4th/inochi/index.shtml">http://www.minipara.com/movies2007-4th/inochi/index.shtml</a>

最近だったらミートローフ虚偽牛肉問題から鳥ウイルス、虚偽養殖うなぎ、
白★恋人、★福、秋田比内鶏、、、と食品に関する事件の報道がされない時が
ないほど連日紙面を賑わせているわ。
また、ここに来てマスコミ的LOHASへの関心や食育問題など、
「食」への関心はいまや絶大。
WFP（世界食料計画）の発表によれば５秒に１人の割合で幼い子供が
アフリカ・アジアで飢餓により亡くなっている。
（給食を残した子供はアフリカの難民のことを例にだされ食べさせられなかった？ 
いまもそうかしら？笑）
日本での菓子類賞味期限の問題も飽食の国ならではのお悩み。まだ食べ 
ることの出来る食品を予算を投じて廃棄すべきなのか？スーパーやコン 
ビニでは廃棄処分することを見越して、商品の価格設定をしているとも 
言われるわ。

さて、渋谷イメージフォーラムで『いのちの食べかた』というオースト 
リア人ニコラウス・ゲイハルター監督のドキュメンタリーが１１／１０ 
より上映されるわ。
とにかく異色の映画よ。

鳥や豚や牛が次々とベルトコンベヤーで廻されながら、羽をむしられ、 
首を切られ、内蔵を滝の様に流していく。。。そういった光景を何の解 
説もナレーションもなく固定カメラで淡々と撮影されていく。そしてそ 
こで働いている従業員たちは何のためらいも臆するところもなく淡々と 
ルーティーンをこなしていく。
同様に畑で採れた穀物や野菜、果物も同じ。大量の農薬がセスナで散布 
されていくわ、、、。
毎日私達が食べている食材は一体どのように生まれ、育てられスーパー 
や食卓に並べられるのか。それを知らなくてはいけないわね。
これを見て、そこで働いている人々の感情のなさに寒気を覚えたり非難 
したり、次々と殺されていく動物たちに感情移入している場合ではない 
わ。単純に動物が可哀想、だとか短絡的なLOHAS思考により脱サ 
ラして田舎での自給自足を唱えるべきでもない。
また原始や未開（未開ってどういう意味？）の人々なら動物を必要なだ 
け殺めて食べても良い、毛皮を剥いで着ても良い、、、それは彼らが日 
常的に必要だから？でもそれは別の次元からアタシたちが高みから見下 
ろして言っているに過ぎないのではないかしら。　アタシたち都会人は 
ベジタリアンになってフリースを着れば良い？アタシたちは指針を失っ 
た、コンパスを無くした登山家なのかしら？本能を無くし去勢された動 
物なの？生きることは不条理に満ち、切ないことなのよね。

渋谷のマ★ドナルドのギュウギュウに混雑したカウンター席にて、挟ま 
れた薄い二枚のパンより薄いミートパーティのホルスタイン、どこの部 
分か分からないチキンナゲットのブロイラーを食べながら想いを馳せ 
る。一体食材かアタシ達か、どちらが養殖のブロイラーかホルスタイン 
か？分からなくなっちゃうわね。。。

よく映画のエンドクレジットに「この映画の中で動物は一切、危害を加 
えられておりません」と注意書きがあるけれど、現実は全くの逆で、ほ 
かの生き物に危害を加えなくては人間は生きていけないのよね。

これは見る人によって意見が大きく分かれる映画ね。食欲の秋にカップ 
ルで行くことをお進めするわ。盛り下がること間違いなしよ（笑）！！！

<img alt="サブ２.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/%A5%B5%A5%D6%A3%B2.jpg" width="400" height="225" />

<img alt="サブ１.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/%A5%B5%A5%D6%A3%B1.jpg" width="400" height="225" />]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_5.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_5.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 30 Oct 2007 03:47:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆『無認可保育園　歌舞伎町　ひよこ組！』公開！！！</title>
         <description><![CDATA[アタシが出演した『釣りバカ日誌　ハマちゃん危機一髪！』（２００２）
<img alt="DA-194.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/DA-194.jpg" width="125" height="125" />

<a href="http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id239366/">http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id239366/</a>
<a href="http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33324/cast.html">http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33324/cast.html</a>


で助監督をしていた権野元監督の長編第一弾が今週から
渋谷のアップリンクファクトリーで公開されております。
短い公開ですので、お見逃しなく！！！

『無認可保育園　歌舞伎町　ひよこ組！』
<a href="http://b-cine.com/eiga/hiyoko/">http://b-cine.com/eiga/hiyoko/</a>

大川組の組員の工藤準次は歌舞伎町のラジオ局FM89.3(ヤクザ)にて
人気DJとして大活躍していた。。。
そんな折、大川組の組長が突然亡くなるところから映画はスタートする。
先代の妻・峰子から前組長の遺言がいままさに読み上げられようとしていた。
大川組の次組長はいったい誰に？？？
遺言状の最後には、

「園長を淳次に任す」

とだけ記されていた。
前組長は歌舞伎町で保育園を経営していたということを峰子から聞かされ、
準次にその保育園「ひよこ園」の園長に任命するということだった！
ひよこ園は歌舞伎町で働くホストやホステス、
訳ありの両親たちの駆け込み寺的な存在の保育園だった。
親たちは様々なトラブルを抱えていても子供たちには何の責任もない。
はじめは子供嫌いを露にする淳次ではあるが、人情に厚い性格、
次第に子供たちと打ち解けるようになる。
また妻や娘からおむつの換え方・あやし方を教えられていく。。。
また準次の娘・桜の夫ナルシーが家族の反対を押し切って、
「子供たちの明るい未来のため」をスローガンに参議院に出馬すると言い出し、
別の厄介を引き起こしていく。。。
これも育児問題／子育ての環境の悪さを別のかたちで訴えてはいるのだが、、、。

そのうち、新たな問題が勃発する。
ひよこ園の立地は別の大きな暴力団・屋敷組のシマにあり、
その存続や許可の有無を利用して、大川組と屋敷組の全面抗争へと発展しそうになる。
これには両組員の裏切りがあったのだ。。。


歌舞伎町のヤクザが大きな手押し車で子供たちをたくさん乗せて、
歌舞伎町を右往左往する様は、現代の子連れ狼？
はたまた、少子化、保育園／子育ての型にはまった制度が
引き起こす現代社会の問題をあらわにする。。。
いまの隙間産業はもはや人情の厚い古いヤクザの手によることでしか
埋められない？？？

<img alt="muninkayouchi01-thumb.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/muninkayouchi01-thumb.jpg" width="300" height="423" />

■上映時間
・10月1日(月)?5日(金)
(1) 18：00~ (2) 20：30~　【2回上映】

・10月6日(土）・7日（日）
(1) 11：30~ (2) 14：00~ (3)16：30~　【3回上映】
随時、役者や監督たちの舞台挨拶があります。
１０／７（日）は子供たちが勢揃い。
渋谷アップリンクでのヤクザ映画館は本物の「ひよこたち」によってシマを荒らされる？？？

ゲスト／イヴェント情報

<a href="http://b-cine.com/eiga/hiyoko/category/eventschedule">http://b-cine.com/eiga/hiyoko/category/eventschedule</a>

<img alt="map.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/map.jpg" width="350" height="394" />

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル 1F
TEL:03-6825-5502
※詳細は劇場までお問い合わせ下さい。]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_13.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_13.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 03 Oct 2007 22:24:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>☆『無認可保育園　歌舞伎町　ひよこ組！』公開！！！</title>
         <description><![CDATA[アタシが出演した『釣りバカ日誌　ハマちゃん危機一髪！』（２００２）
<img alt="DA-194.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/DA-194.jpg" width="125" height="125" />

<a href="http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id239366/">http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id239366/</a>
<a href="http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33324/cast.html">http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33324/cast.html</a>


で助監督をしていた権野元監督の長編第一弾が今週から
渋谷のアップリンクファクトリーで公開されております。
短い公開ですので、お見逃しなく！！！

『無認可保育園　歌舞伎町　ひよこ組！』
<a href="http://b-cine.com/eiga/hiyoko/">http://b-cine.com/eiga/hiyoko/</a>

大川組の組員の工藤準次は歌舞伎町のラジオ局FM89.3(ヤクザ)にて
人気DJとして大活躍していた。。。
そんな折、大川組の組長が突然亡くなるところから映画はスタートする。
先代の妻・峰子から前組長の遺言がいままさに読み上げられようとしていた。
大川組の次組長はいったい誰に？？？
遺言状の最後には、

「園長を淳次に任す」

とだけ記されていた。
前組長は歌舞伎町で保育園を経営していたということを峰子から聞かされ、
準次にその保育園「ひよこ園」の園長に任命するということだった！
ひよこ園は歌舞伎町で働くホストやホステス、
訳ありの両親たちの駆け込み寺的な存在の保育園だった。
親たちは様々なトラブルを抱えていても子供たちには何の責任もない。
はじめは子供嫌いを露にする淳次ではあるが、人情に厚い性格、
次第に子供たちと打ち解けるようになる。
また妻や娘からおむつの換え方・あやし方を教えられていく。。。
また準次の娘・桜の夫ナルシーが家族の反対を押し切って、
「子供たちの明るい未来のため」をスローガンに参議院に出馬すると言い出し、
別の厄介を引き起こしていく。。。
これも育児問題／子育ての環境の悪さを別のかたちで訴えてはいるのだが、、、。

そのうち、新たな問題が勃発する。
ひよこ園の立地は別の大きな暴力団・屋敷組のシマにあり、
その存続や許可の有無を利用して、大川組と屋敷組の全面抗争へと発展しそうになる。
これには両組員の裏切りがあったのだ。。。


歌舞伎町のヤクザが大きな手押し車で子供たちをたくさん乗せて、
歌舞伎町を右往左往する様は、現代の子連れ狼？
はたまた、少子化、保育園／子育ての型にはまった制度が
引き起こす現代社会の問題をあらわにする。。。
いまの隙間産業はもはや人情の厚い古いヤクザの手によることでしか
埋められない？？？

<img alt="muninkayouchi01-thumb.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/muninkayouchi01-thumb.jpg" width="300" height="423" />

■上映時間
・10月1日(月)?5日(金)
(1) 18：00~ (2) 20：30~　【2回上映】

・10月6日(土）・7日（日）
(1) 11：30~ (2) 14：00~ (3)16：30~　【3回上映】
随時、役者や監督たちの舞台挨拶があります。
１０／７（日）は子供たちが勢揃い。
渋谷アップリンクでのヤクザ映画館は本物の「ひよこたち」によってシマを荒らされる？？？

ゲスト／イヴェント情報

<a href="http://b-cine.com/eiga/hiyoko/category/eventschedule">http://b-cine.com/eiga/hiyoko/category/eventschedule</a>

<img alt="map.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/map.jpg" width="350" height="394" />

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル 1F
TEL:03-6825-5502
※詳細は劇場までお問い合わせ下さい。]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/10/post_4.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 03 Oct 2007 22:24:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>9/28（FRI） 「エリーゼのために」をめぐる思い・・・その３『エレファント』</title>
         <description><![CDATA[ガス・ヴァン・サントの死の三部作のうちのひとつ。
残りは『GERRYジェリー』と『ラストデイズ』。
どれも人が死に直面した時、どの様に想い、振る舞うか？というのが共通のテーマ。
『ラストデイズ』はニルバーナのカート・コバーンをモデルにしていると言われているが、
実際のところほとんどモデルではない。
（カートの伝記だと思って見て、失望した人数知れず）
同様に『エレファント』はコロンバイン高校の銃乱射事件をモデルとしていると
いわれてはいるが、同じくらいその事件の丸写しではない。
人それぞれの死に方は極めて固有的であり、そのときの行動や心情は
さらに固有性を帯びている。
立証・検証は永遠に不可能でもある。

舞台はオレゴン州ポートランド。
（サントはポートランド出身。ポートランド三部作ともいわれる）
ごく普通の高校生たちのごく普通の一日を描いただけの映画で、
時間とカメラ視点はそれぞれの登場人物の数だけ存在する。
ここでは製作者側の意図や感情の加担は一切描かれていない。
廊下で三人がすれ違うだけでも三人の視点と時間が存在する。
ということはカメラはどこにも存在していない
（通常の映画では役者はカメラを見ることは不自然にも禁止されており、
劇中では唯一の虚点として存在してはいけない点が残ってしまう）ということになる。
何度も多視点で描かれている出来事は「廊下ですれ違うこと」も
「恋愛の噂話をすること」も「銃で学友を殺すこと」も何気なく、
決して特別のこととして描かれていない。。。
これらのことにいわゆる一般社会的な倫理観で望んでしまうと
完全に置き去りを食ってしまうのだ。

さて、銃の乱射をする子たちは兄弟として描かれており、
商品を通販で買い求め、子供部屋で受け取る、、、というごく普通の子供たちである。
商品が銃ということをのぞいては
（だがこれもアメリカ社会では銃を通販で容易に購入出来ることを表してもいる）だが。
そして象の絵が子供の部屋の壁に貼ってはあり、
弟は何度も何度も「エリーゼのために」を練習している。
映画の題名になっている象の絵が何の意味を持たない様に「エリーゼのために」も
別に兄弟の精神的な狂いを表している訳でもない。
子供部屋にいない全てのアメリカ国民マイナス２（兄弟をのぞいて）の
狂いつつある精神状態、もしくはこの映画を見ている私達を含む狂いつつある
全ての観客に向けての鎮魂歌の様に聞こえて仕方がないのである。。。
ここでもベートーベンの「エリーゼのために」は劇中サントラではなく、
狂ってはいない誰かが、狂いつつある誰かに向けて演奏しているのである。
面白いとは思いませんか？

<img alt="pastedGraphic1.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/pastedGraphic1.jpg" width="150" height="121" />

<img alt="MMD&VIV.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/MMD%26VIV.jpg" width="240" height="320" />
西海岸のとある街で。
photo:tomo suzuki]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/09/928fri_1.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/09/928fri_1.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 28 Sep 2007 19:20:13 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>9/28（FRI） 「エリーゼのために」をめぐる思い・・・その３『エレファント』</title>
         <description><![CDATA[ガス・ヴァン・サントの死の三部作のうちのひとつ。
残りは『GERRYジェリー』と『ラストデイズ』。
どれも人が死に直面した時、どの様に想い、振る舞うか？というのが共通のテーマ。
『ラストデイズ』はニルバーナのカート・コバーンをモデルにしていると言われているが、
実際のところほとんどモデルではない。
（カートの伝記だと思って見て、失望した人数知れず）
同様に『エレファント』はコロンバイン高校の銃乱射事件をモデルとしていると
いわれてはいるが、同じくらいその事件の丸写しではない。
人それぞれの死に方は極めて固有的であり、そのときの行動や心情は
さらに固有性を帯びている。
立証・検証は永遠に不可能でもある。

舞台はオレゴン州ポートランド。
（サントはポートランド出身。ポートランド三部作ともいわれる）
ごく普通の高校生たちのごく普通の一日を描いただけの映画で、
時間とカメラ視点はそれぞれの登場人物の数だけ存在する。
ここでは製作者側の意図や感情の加担は一切描かれていない。
廊下で三人がすれ違うだけでも三人の視点と時間が存在する。
ということはカメラはどこにも存在していない
（通常の映画では役者はカメラを見ることは不自然にも禁止されており、
劇中では唯一の虚点として存在してはいけない点が残ってしまう）ということになる。
何度も多視点で描かれている出来事は「廊下ですれ違うこと」も
「恋愛の噂話をすること」も「銃で学友を殺すこと」も何気なく、
決して特別のこととして描かれていない。。。
これらのことにいわゆる一般社会的な倫理観で望んでしまうと
完全に置き去りを食ってしまうのだ。

さて、銃の乱射をする子たちは兄弟として描かれており、
商品を通販で買い求め、子供部屋で受け取る、、、というごく普通の子供たちである。
商品が銃ということをのぞいては
（だがこれもアメリカ社会では銃を通販で容易に購入出来ることを表してもいる）だが。
そして象の絵が子供の部屋の壁に貼ってはあり、
弟は何度も何度も「エリーゼのために」を練習している。
映画の題名になっている象の絵が何の意味を持たない様に「エリーゼのために」も
別に兄弟の精神的な狂いを表している訳でもない。
子供部屋にいない全てのアメリカ国民マイナス２（兄弟をのぞいて）の
狂いつつある精神状態、もしくはこの映画を見ている私達を含む狂いつつある
全ての観客に向けての鎮魂歌の様に聞こえて仕方がないのである。。。
ここでもベートーベンの「エリーゼのために」は劇中サントラではなく、
狂ってはいない誰かが、狂いつつある誰かに向けて演奏しているのである。
面白いとは思いませんか？

<img alt="pastedGraphic1.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/pastedGraphic1.jpg" width="150" height="121" />

<img alt="MMD&VIV.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/MMD%26VIV.jpg" width="240" height="320" />
西海岸のとある街で。
photo:tomo suzuki]]></description>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 28 Sep 2007 19:20:13 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>9/27（THU） 「エリーゼのために」をめぐる思い・・・その２　『ロースマリーの赤ちゃん』</title>
         <description><![CDATA[ロマン・ポランポランスキーが描いたサイコホラーの大傑作。
６０年代NYが舞台。
実際にいまも存在する古いアパート・ダコタハウスに若い夫婦ガイ（ジョン・カセヴェテス）と
ローズマリー（ミア・ファーロー）が、引っ越してくるところから物語は始まる。
二人は幸せの絶頂でNYの生活を満喫しているが、そのうちローズマリーは懐妊した事を知る。
駆け出しの俳優の夫との行き違いから不信感が芽生え始め、
隣人のカスタベット夫妻の有り余るお節介にも次第にいらだちを覚え出す。。。
得体の知れない団体に属しているであろう老夫婦は次第に夫・ガイを巻き込んでいき、
妊娠が進むにつれ、ローズマリーは次第に孤立。
徐々に老夫婦はローズマリーの生活に押し入り母体を操ろうとし、 
体内の赤ん坊にまで触手をのばし始めるようになる。
カスタベット夫妻の属している団体は悪魔主義者の団体と解り
（といっても最後まで決定的な証拠はない）、
ローズマリーは悪魔の儀式で強姦される（これも夢かも知れない）。
そして出産が近づいてお腹が大きくなるに従い、
ローズマリーの生理的な不安と妄想もまたどんどんと巨大化していくのである。
そして本来の自分の子を殺められ、悪魔の子を出産してしまうことへの反駁と悔恨と絶望は、
周囲の絶対的な強制により余儀なくさせられるのである。
最終的にはあきらめと絶望の境地で悪魔の子をあやすローズマリーの姿。。。

この若い夫婦がNYという大都会の古いアパートに引っ越してくる際に、
どこからともなく壁の向こうから聞こえてくるのが「エリーゼのために」である。
決して上手い訳ではなくどちらかと言えば下手で不吉なその練習曲が、
壁を隔てた極近いところでいったいどんな人間がどのように住んでいるのか
全く解らないという不安を現し、
また自分の中に他者が芽生えて成長していく不可解さもこの小曲よって随所盛り上げられる。

この映画が恐ろしいと言われている理由は、
その後ポランスキー監督の妻のシャロン・テートがチャールズ・マンソン（マリリン・マンソンの 
名前はここから取ったのよ！）ファミリーにより妊娠中惨殺されてしまう。
その胎児もお腹から出され壁に投げつけられたいた！！！
これが有名なシャロン・テート事件。
チャールズ・マンソンの獄中からの声をサンプリングしてCDが作られたり、
彼を引用した美術作品もたくさん作られた。
また、映画のダコタハウスはジョン・レノンが糾弾に倒れたアパートとしても悪名を復権した。

また、ミア・ファローは一番新しい『オーメン』（２００６）で
悪魔の乳母役として出演しているところが良いわね。。。

<img alt="pastedGraphic5.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/pastedGraphic5.jpg" width="115" height="115" /><img alt="pastedGraphic6.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/pastedGraphic6.jpg" width="115" height="115" /><img alt="pastedGraphic7.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/pastedGraphic7.jpg" width="115" height="115" />  

<img alt="DSC_5312.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/DSC_5312.jpg" width="320" height="213" />
NYのドラアククイーン・アマンダ先生（右）と。]]></description>
         <link>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/09/927thu_1.html</link>
         <guid>http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/2007/09/927thu_1.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Thu, 27 Sep 2007 20:12:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>9/27（THU） 「エリーゼのために」をめぐる思い・・・その２　『ロースマリーの赤ちゃん』</title>
         <description><![CDATA[ロマン・ポランポランスキーが描いたサイコホラーの大傑作。
６０年代NYが舞台。
実際にいまも存在する古いアパート・ダコタハウスに若い夫婦ガイ（ジョン・カセヴェテス）と
ローズマリー（ミア・ファーロー）が、引っ越してくるところから物語は始まる。
二人は幸せの絶頂でNYの生活を満喫しているが、そのうちローズマリーは懐妊した事を知る。
駆け出しの俳優の夫との行き違いから不信感が芽生え始め、
隣人のカスタベット夫妻の有り余るお節介にも次第にいらだちを覚え出す。。。
得体の知れない団体に属しているであろう老夫婦は次第に夫・ガイを巻き込んでいき、
妊娠が進むにつれ、ローズマリーは次第に孤立。
徐々に老夫婦はローズマリーの生活に押し入り母体を操ろうとし、 
体内の赤ん坊にまで触手をのばし始めるようになる。
カスタベット夫妻の属している団体は悪魔主義者の団体と解り
（といっても最後まで決定的な証拠はない）、
ローズマリーは悪魔の儀式で強姦される（これも夢かも知れない）。
そして出産が近づいてお腹が大きくなるに従い、
ローズマリーの生理的な不安と妄想もまたどんどんと巨大化していくのである。
そして本来の自分の子を殺められ、悪魔の子を出産してしまうことへの反駁と悔恨と絶望は、
周囲の絶対的な強制により余儀なくさせられるのである。
最終的にはあきらめと絶望の境地で悪魔の子をあやすローズマリーの姿。。。

この若い夫婦がNYという大都会の古いアパートに引っ越してくる際に、
どこからともなく壁の向こうから聞こえてくるのが「エリーゼのために」である。
決して上手い訳ではなくどちらかと言えば下手で不吉なその練習曲が、
壁を隔てた極近いところでいったいどんな人間がどのように住んでいるのか
全く解らないという不安を現し、
また自分の中に他者が芽生えて成長していく不可解さもこの小曲よって随所盛り上げられる。

この映画が恐ろしいと言われている理由は、
その後ポランスキー監督の妻のシャロン・テートがチャールズ・マンソン（マリリン・マンソンの 
名前はここから取ったのよ！）ファミリーにより妊娠中惨殺されてしまう。
その胎児もお腹から出され壁に投げつけられたいた！！！
これが有名なシャロン・テート事件。
チャールズ・マンソンの獄中からの声をサンプリングしてCDが作られたり、
彼を引用した美術作品もたくさん作られた。
また、映画のダコタハウスはジョン・レノンが糾弾に倒れたアパートとしても悪名を復権した。

また、ミア・ファローは一番新しい『オーメン』（２００６）で
悪魔の乳母役として出演しているところが良いわね。。。

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<img alt="DSC_5312.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/DSC_5312.jpg" width="320" height="213" />
NYのドラアククイーン・アマンダ先生（右）と。

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         <category></category>
         <pubDate>Thu, 27 Sep 2007 20:12:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>9/26（WED） 「エリーゼのために」をめぐる思い・・・その１　『ベニスに死す』</title>
         <description><![CDATA[言わずと知れたルキノ・ヴィスコンティの後期ドイツ三部作の最終章。 
トーマス・マン原作。　退廃！高貴！！残酷！！！
ドイツの老作曲家アッシェンバッハは人生と自身の芸術論に行き詰まり、
夏のべニス・リド島へと単身静養へ訪れる。
そこで偶然、同じホテルに滞在する美少年・タージオに理想の美を見つけてしまう。
瞬間的・悪魔的な美は一瞬にして老作曲家を虜にしてしまう。。。
一度はべニスを後にするが、手違いにより舞い戻るはめになる。
しかしベニスはその夏、シロッコによる疫病が街中に蔓延し、
観光客が遠のく事を恐れる地元ベニスの人々はそれらをひた隠しにする。
老作曲家は失意にも疫病に冒され、蝕まれて、自分の老いを感じつつ
届かぬ少年への思いは頂点へ。。。
そしてまるで疫病の戦火にあったようなベニス本土を朦朧として少年を追いつづける。
最後には死化粧をして髪を染め、蔓延の笑みを浮かべて砂浜に横たわる。
アドリア海と太陽は美少年・タージオとともに余りにも美しく残酷に輝いているだけなのである。。。

深夜ホテルのロビーにあるピアノでタージオが「エリーゼのために」を弾いている。
徐々に老作曲は精神も肉体も疫病に冒されてきて、
疫病の蔓延の事をホテルの従業員に聞いても教えてくれない。。。
そのとき故郷に残してきた最愛の妻の事、
事故により死に別れてしまった幼い一人娘の事、
そしてドイツで立ち寄った娼館の事を突然に思い出す。
女主人に導かれて入る個室では、ひとりの娼婦が調律の狂ったピアノで
「エリーゼのために」を弾いて待っている。
そして実際には自身の倫理観・芸術観と相容れず、その娼婦を抱く事はなく、
自己に嫌悪を抱いて娼館を後にする。。。　
気が付くとホテルのロビーには最初からタージオもピアノも存在していなかった。。。

主人公アッシェンバッハは作曲家マーラーがモデルであり、
全編にわたってマーラーの美しい交響曲が流れている。
この深夜のホテルでの回想場面だけにベートーベンが使われているわ。
ピアノ小曲「エリーゼのために」は老作曲家が芸術論的にも肉体的にも絶望的な限界を感じ、
疫病に蝕まれて徐々に錯乱していく精神状況を見事に現していると言えるわね。。。

<img alt="20977thumb012.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/20977thumb012.jpg" width="99" height="73" />　　<img alt="20977thumb010.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/20977thumb010.jpg" width="99" height="73" />

<img alt="CIMG0644.jpg" src="http://www2.antennasounds.com/antennablog/08/CIMG0644.jpg" width="240" height="320" />
ヴェニスヴィエンナーレ２００７]]></description>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 26 Sep 2007 20:02:11 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
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